ATOK 2012 for Macが一挙手一投足でレインボーカーソルをぐるぐる回すようになったら。

今日は遅いのでここまでに。結構がんばりました。忙しい時期なので、もしかしたら次に更新するのは2月末になるかもしれません*1。音沙汰がなくてもどうか心配なさらないでください。
さて、ATOK 2012 for Macは、どういうわけかMountain Lion環境下で死ぬほど動作が遅くなることがあります。そのときの解決策はすでに知られていて、id:nacookanさんのMountain Lion入れたらATOKが異様に重くなった[追記あり] - 今日覚えたことにまとめられている通り、25.0.1アップデータを適用すると治ります。
で、これが不思議なことに、すでに25.0.1を適用している場合でも同アップデートを再適用することで症状が消えることが知られています。
ところで、ATOKのアップデータはインストールの完了時にシステムの再起動を要求してきます。個人的には面倒です。しかし、日本語入力がまともにできない状況でOSを稼働させ続けても仕方ないのも事実です。
でもちょっと待ってください。先ほど述べたように、このアップデータには、すでに適用済みであっても症状を消し去る効果があります。つまるところ、ATOKの構成ファイルが変化していないのに、アップデータの適用で症状が消えたことになります。
と、ここまで書いたら勘のいい人はすでにお気づきでしょう。そうです。パッケージを展開して、インストールスクリプト(preinstallとpostinstall)を抽出し、この二つを実行してやるだけで症状は治るのです*2
ってなわけで僕はこれらのファイルを取り出して手元に置いてあります。異常が起きたらダブルクリックして実行してやれば*3、再起動することもなく問題は解決です。

*1:多分その前に意地で記事2本を書くと思いますが、正直あまり余裕はないので記事が完成して公開されるのはいつになるやら……。

*2:要するに、キャッシュか何か分からないが、問題を起こしている部分を修正する処理は、ファイルの差し替えではなくインストールの開始時と終了時のスクリプト処理の中に含まれている。

*3:もちろん入力ソースはATOKからことえりに切り替えていますが、僕の場合は各種記号の入力のために、ATOKひらがな入力ことえりの直接入力の2つのみを有効にしているので、操作的には[英数]キーを押して日本語入力を切っているだけです。