次のフォントファイルフォーマットはまだ来ないの?

OpenTypeのファイルフォーマットはそれなりに限界が来ていて、例えば1つの書体に内包できるグリフ数では言語によってはすべての文字をカバーしきれない場合があるとか、あるいは複数の言語を一つのフォントファイルにまとめて取り回しやすくしようとするとこのグリフ数の問題にぶち当たるとか、あんまりにも凝った異体字とか合字とかで膨らんでいくとやっぱりグリフ数は壁になる。

その他にもOS/2テーブルがちょっと古くさいとかあるし、FontBBoxは描画エンジン側でまともな運用されてないし、ファミリーをひとまとまりにするための取り扱いにも難があるし。

せめて複数のウェイトや収録範囲のOpenTypeフォントファイルをリンクしてそれらについてのより進んだメタデータを提供するカタログファイルの形式が存在して、それを呼べば単一のファミリーとして綺麗に取り扱える、とかの普遍的な仕組み*1があればいいんだけど。

*1:CSSの@font-face at-ruleとかが近いのか?